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ハーブ解説 Part20 マーシュマロウ

今回は、お菓子のマシュマロの語源となった、マーシュマロウについて解説します。

特徴

マロウの仲間で、葉の見た目が似ているほか、こちらは薄い桃色の花を付けます。コモンマロウ同様粘液質を含んでいます。

各種利用法

料理

花と若葉は生でも食べられるほか、天ぷらなどにしてもおすすめです。

薬用

  • 葉の冷浸剤は、目の痛みを和らげる洗眼液に、温浸剤は湿布剤として利用できます。
  • 根の粉末は外用に使用でき、ローション剤の材料になります。

栽培

やや湿り気のある場所を好み、種まきや挿し木で増やせます。

冬は地上部が枯れてしまいますが、問題ありません。

歴史

お菓子のマシュマロは、この根に含まれる粘液を、喉の痛みに用いたのが始まりだと言われています。

althea offichinalis 

読み方:アルテア・オフィキナリス

althea

「治療」を意味する古代ギリシア語、althanioに由来します。

offichinalis

薬用の、薬効のあるという意味です。

あとがき

今回はマーシュマロウについて解説しました。

ハーブの中には地上部だけでなく、根の部分も活用できるものもありますので、自身の不調に合わせてハーブの薬効を調べ、自分自身で癒やしてみてはいかがですか?

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。これからも拙い記事ではありますが続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

著:白鴉マキト

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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