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ハーブ解説 Part33 トウキ

今回は、トウキについて解説します。

特徴

この品種は、前回解説したアンジェリカと同じような効果効能ですが、日本に自生しています。

初夏~夏に小さな5弁花を咲かせ、秋に楕円形の果実を付けます。

トウキは病人に与えると健康になって変える「当(まさに)帰る」という意味から名付けられました。

歴史

江戸時代には、全国の藩で製菓の材料などの栽培が奨励され、各地に特産品が誕生しました。

徳川幕府8第将軍徳川吉宗は、薬種業の振興政策により、本草学者を全国に派遣し、優れた品種を探させました。

利用法

料理

  • 2012年の薬事法の改正により、食用が認められて、葉はサラダ、茎はアンジェリカ同様砂糖漬けに加工できます。
  • 根を乾燥させたものは、スープや酒に浸け込んで、料理に利用可能です。

健康

生理痛や生理不順にも効果が期待でき、冷え性、動悸、精神不安などに有効とされます。

あとがき

今回はトウキについて解説しました。

ハーブ=外国というイメージが強いかもしれませんが、日本にも古くからその薬効が知られているものも存在し、後々紹介する予定です。

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。これからも拙い記事ではありますが続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回は短いですがここまで。またの記事でお会いしましょう。

著:白鴉マキト

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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