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ハーブ解説 Part79

今回紹介するのは、世界3大ティーの一角、マテです。

主な作用

ビタミンやミネラルが豊富で、「飲むサラダ」とも呼ばれるほど栄養価が高いです。

特徴

正式名称はイェルバ・マテというモチノキ科の常緑低木で、高さ12mまで成長します。葉の形は卵型で、小さな白い花が若い枝の葉腋に咲き、小さな赤い実を付けます。

各種利用法

ハーブティー

マテにはローストとグリーンの2種類が存在し、前者は煎ったタイプで香ばしい香りがし、後者は乾燥させたタイプで緑茶のような味わいがします。

健康

カフェインを多く含むので中枢神経に働きかけ、心身の疲労回復や頭痛の緩和を軽減してくれます。さらに、豊富な栄養を含むため、健全な精神の強壮剤であり栄養源となります。また、脂肪燃焼効果と利尿作用があるため、ダイエットに使われます。

穏やかな鎮痛、鎮痙、解毒作用がるため、軽い不調のときの栄養補給源としても有用です。

実には毒があるので、食べてはいけません。

歴史

ネイティブアメリカンのマテティーは、儀式や社会的な行事に使われました。特に、北米のネイティブアメリカンの「ブラック・ドリンク」と呼ばれる催吐剤は儀式に欠かせないものです。

また、クリスマスの飾りにも使われます。

あとがき

今回はマテについて紹介しました。

紅茶、緑茶と比べてちょっとマイナーなイメージなマテですが、その豊富な栄養とカフェインで、日常的にストレスに晒されている現代人の生活に役立つと思うので、日常的に飲んでみてはいかがでしょうか?

今回の記事はここまでです。またの記事でお会いしましょう。

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Kemu
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