目次
はじめのご挨拶
皆さんこんにちは
今回久しぶりの新ハーブの解説ということでガリペアというミカン科のハーブについて解説していきます。
恐らく大多数の人は知らないでしょう。かくいう私も最近存在を知って皆さんにシェアしたいと思い立ったわけですが。
読まなくても一向に構いませんが、この植物について細かく解説をしているのは非常に稀で探すのは困難でしょう。
このハーブについていざ知りたいと思った時にほかのサイトで探す時間がもったいないですよね?
この記事を読めばその探す時間をこのハーブを学ぶ時間に変えることができるので知識も増えて時間も節約ができます。
さらに電車通勤や会社時間の合間に読める長さの記事なので効率よく学べるというメリットがあります。
前置きが長くなってしまいましたが早速このハーブについて紹介していきます。
効能
結論から言うと強壮性。簡単に言えば体の機能を高める作用があります。ほかにも肝臓や胆嚢を刺激する作用、熱を下げる解熱作用、平滑筋の痙攣を抑える鎮痙作用があります。
症状に対しては赤痢や胆汁性の下痢、食欲不振や発熱性の疾患に内服されます。ただし服用する量を増やすと緩下剤、催吐剤にもなるので気をつけましょう。
続いてこのハーブの生態について解説をしていきます。
生態
8~10種類の常緑樹と低木。簡単に言えば寒くなっても葉の色が変わらない15m未満の木で原産は中南米や熱帯地方です。
高さは約15mまで成長し、滑らかでグレー色をした樹皮を持ちます。葉は三方向に分かれる三葉で大きさは30cmと大きくタバコのような香りがします。
利用法
実用
この植物が注目を浴びたのは1759年にヨーロッパから紹介されたことがきっかけですが、実際はもっと前から先住民によって利用されていました。
どのように利用されていたのかというと薬ではなく意外にも魚をとるのに使われていました。
えっ?どういうこと?と思いますよね。私もこれを読んだときは意味が分からなかったです。ですがこの植物の有効成分が水に溶けるとなんと魚が気絶するのです。
しかし一つ疑問点が。その方法で取った魚は食べても大丈夫なのかという点です。
ご安心を。この方法で使うとすぐに分解されるので差し支えなく、環境を汚染することもないという良いことづくめ。
この手法を使って南米原住民はこの属を活用して漁の技術を発展させました。
料理
アルコール飲料や清涼飲料水の香味料。簡単に言うと香り付けに利用されています。
栽培と収穫
野生の品種で栽培技術が確立されていないですが、半分日陰があたり腐植土が豊富な土壌を好むというのはわかっています。
使う部位は主に樹皮で必要に応じて剥ぎ取りましょう。乾燥させて成分を抽出したり、成分抽出液にしたり、粉末にしましょう。
まとめ
・南米原産のミカン科低木。
・薬用はもちろん漁にも使える。
あとがき
今回はがリペアについて掘り下げてみました。
私自身もこのハーブにここまで可能性があるとは思わず、やはりハーブには無限の可能性があるということを再確認しました。
惜しいのはこの植物が容易には手に入らないということだけが残念でなりません。
Twitterでは日々ハーブについて発信しており、フォローするとさらにハーブに対して理解が深めることが出来ますよ。@kemu26559875