目次
はじめのご挨拶
皆さんこんにちは。
今回はウィンターグリーンというハーブについて紹介します。
恐らく名前でピンとくる人もいるかも知れませんがほとんどの人は知らないハーブだと思います。
恥ずかしながら私も名前程度しか知らなかったですが。
実はこのハーブ、医薬品で使われるある成分を抽出するための供給源として知られています。
この記事を最後まで読まないとその正体について知ることは出来ません。
さらに医薬品に使われるようになったということは薬効に優れているということなのでこのハーブについて詳しく知りたいと思いませんか?
この記事を読むことによって貴方の知識が増えることは間違いないので損はしません。
1000文字程度の短さのためスキマ時間に読み切ることが可能です。
短い時間で有益な情報が無料でしかも短時間のうちに得られるのでしばしの間お付き合いしてくだされば幸いです。
それではまずこのハーブの生態について解説をしていきます。
ウィンターグリーンの生態
シラタマノキ属の植物でその名前の通り白玉に似た花を咲かせます。約150種がアンデスでも見られますが、東アジアやオーストラリアにも分布しています。
北米東部の乾燥した森で見られ、小さく育つ性質と蝋に似た質感の白い花、艶のある長円形の葉、赤く香りの良い実のために栽培されます。特に実は冬の間楽しむことができ、ロックガーデンやコンテナに向いています。
学名のGaurdeniaはカナダの医師であり植物学者、「ジャン・フランソワ・ゴールテリア」に因んで命名されました。
続いてこのハーブのちょっとした歴史と使われ方について紹介していきます。
香料
香水に森の香りを追加する時に使用されます。
歴史
このハーブは先住民が狩猟や重い荷物を運ぶときや狩猟の息切れを防いだり鎮痛剤として利用してきました。そして1829~94年の間は米国薬局方に記載されており、オイルは現在でもこの薬局方に登録されています。
またオイルはかつてルートビール(アルコールを含まない炭酸飲料の一種)や歯磨き粉の香料として重要でした。
さて、お待たせしました。次は本題のこのハーブに含まれる薬効について解説をしていきます。
ウィンターグリーンの薬効
結論から言うとこのハーブにはサリチル酸メチルという成分が含まれ、いわゆるアスピリンに似た作用があります。
そのため外用で使われることが多く、リューマチ、関節炎、坐骨神経痛、カタルに有効です。ただしオイルは有害で過剰に摂取すると肝臓や腎臓を痛めるので注意が必要です。
そもそもアスピリンとはアセチルサリチル酸のことを指し、サリチル酸を人工的に合成したものをさらに合成したのが現在のアスピリンと呼ばれています。
まとめ
・アスピリンは合成したもの
・香料としても優秀
・園芸植物としても有能
あとがき
今回の記事はいかがだったでしょうか?
この記事を最後まで読んでくださった方はウィンターグリーンの素晴らしさについて理解をして頂けたかと思います。
余談ですが葉もハーブティーにすることが可能です。
Twitterでは日々ハーブについて発信しているのでフォローすると更に理解を深めることが出来ますよ。@kemu_herbe