皆さんこんにちは。
今回紹介するのは和名はダイコンソウ、和名はハーブベネット、ハーブベネディクトと呼ばれるハーブです。
恐らくほとんどの方は知らないハーブでしょう。(私もこのハーブを知ったのはつい最近のことでした)
このハーブについて知るには最後までこの記事を読まないと理解を深めることはできないのでどうかゆっくり読んでいってくださいね。
目次
ダイコンソウの生態
地下茎と直立する茎、羽状の葉はクローブに似た香りがする多年草で、夏には小さな黄色い花を咲かせ、日陰では赤からオレンジ色になります。実の形も独特でフック状の棘に覆われた紫がかった実を結びます。
かつてこのハーブはHerba bendicta(ハーバベネティクダ)と呼ばれており、香りの強い根が悪魔や毒から身を守ると考えられていました。
古代ローマ時代から薬用として利用されていた歴史があり、クローブに含まれているオイゲノールを含んでいます。
栽培と収穫
寒さに強く、日陰の湿った肥沃な土地を好みます。繁殖は秋か春に種を蒔きます。こぼれ種でも増えるほど丈夫なので植える際にはご注意を。
花が咲き始めたら全体を刈り取り、乾燥させたものを成分抽出液や浸出液に加工します。根も同様に使うことができ春に掘り上げたものを、生か乾燥させたものを煎じ薬などにすることが可能です。
続いてダイコンソウの薬効について解説していきます。
ダイコンソウの薬効
結論から言うと、痙攣を鎮める収れん作用や殺菌作用、炎症を抑える抗炎症作用、止血、消化管系を元気にする強壮作用、分泌物抑制さようがあります。
具体的な症例としては下痢や胃腸の感染症、消化管の疾患、子宮出血に内服することができます。外用薬では内痔核、膣のおりもの、口内・歯肉・喉の炎症に有効です。
まとめ
・クローブが含まれている
・肥沃な土地が好き
・胃腸の症状に有効
あとがき
今回の記事はいかがだったでしょうか?
ダイコンソウと名前がついていますがクローブと同じような成分を含んでいるちょっと不思議なハーブでした。
このハーブは栽培の欄に書いてあるようにこぼれ種で増えるほど丈夫なので、初めて栽培するという方はこのハーブに挑戦してみてはどうでしょう?
それでは今回の記事は短いですがここまでとなります。
また次回の記事でお会いしましょう。