ようこそ
ハーブの情報屋へ
ブログのコンセプト
突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?
正解は一般的な記事の文字数です。
しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。
その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい。
そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。
そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。
なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる。
それがハーブの情報屋なのです。
ツボサンゴの生態
丸からハート型の葉で縁がのこぎりのようにギザギザしている鋸歯状。
春は大理石のような茶色い模様、夏の終りから秋にかけて小さい紫がかった緑色の花を咲かせます。
花の形態は軸が枝分かれして円錐状になる円錐花序という形態で背が高い。
学名をHeuchera americana(ヘウケラ・アメリカナ)といいます。
Heucheraはドイツのヴィッテンベルグ大学の医学部教授
「ヨハアン・ハインリッヒ・フォン・ホイヒャー」という人物に因んで命名。
Americanaは「アメリカの」という意味です。
続いてツボサンゴの用途についてお話します。
ツボサンゴの用途
ツボサンゴの栽培
してみませんか?
数種は観賞用に値するほど魅力的で繊細な花が群れをなして咲く様子はより美しいです。
また、寒さに強く半日陰で水はけの良い湿った土を好みます。
繁殖は秋か春に種を蒔くか株分けをすることで増やすことが可能です。
ハーブとして利用するのは根の部分。
秋に掘り上げたものを乾燥させて粉末や煎じ薬に。
ツボサンゴの
知られざる薬効
このハーブはかつて北米先住民族が治癒に利用。そのため短い間でしたがアメリカ薬局方にも登録されました。
その薬効は以下の通り
・収斂
・止血
・治癒促進
・分泌物抑制
具体的な効能は下痢、赤痢、胃潰瘍に内服します。
外用ではただれ、傷、喉の痛み、膣のおりものに有効です。
ヤナギタンポポの生態
250種~260種存在する属でヨーロッパやアジア北西部、北西アフリカ、北米に分布。
ロゼット状で毛に覆われている多年草。長さ7cmほどの葉は下の部分がフェルト状。
直径3cmほどのレモンイエロー色の花を咲かせ、タンポポに似ています。
ヨーロッパの乾燥地帯を原産とし、多くの場合は受精しなくても種子ができるという特徴があります。
残念なことに雑草扱いされてしまうことが多いですが、ロックガーデンでは栽培される品種も存在している。
タンポポに似た品種のhierakion(ヒエラキオン)に由来しています。
続いてヤナギタンポポの利用法について解説をしていきます。
ヤナギタンポポの利用法
利用部位:全体
ヤナギタンポポの
意外な薬効
苦味のある抗細菌性のハーブで以下の作用があります。
・利尿
・去痰
・鎮痙
・消炎
・唾液分泌促進
効能は喘息や気管支炎、カタル、百日咳など出血を伴う気管支の感染症に効果的。
腎臓の炎症や腎臓の結石に有効で、下痢やブルセラ症に内服できます。
外用薬では傷、骨折、ヘルニア、鼻血などにも有効です。
感染力の高い菌が原因で起こる感染症で主に感染した牛の乳製品を食べたときに発症。
他にも流産した家畜の排泄物や流産してしまった家畜に直接触れるなども原因に。
ヤナギタンポポとの
組み合わせ
百日咳に
コルツフット
喘息には
ヤナギタンポポの
栽培と収穫
栽培のポイントは以下の通り。
・栽培品種で寒さに強い
・乾燥した水はけの良い土地を好む
・秋か春に種を蒔くか株分けをする
収穫は夏に全体を刈り取り、生か乾燥させたものを以下のように加工することが出来ます。
・成分抽出液
・シロップ
・チンキ
調剤薬は毎年新しいものと入れ替えましょう。
ヤナギタンポポの
歴史
英国のハーバリスト、ニコラス・カルペパーはこの植物の記録を残しています。
”冷却性、そして幾分乾燥、秘結性のハーブで広範囲の病気に有効。”
『英国の医師増補版(1635)』