今回はDescurainia sophia。いわゆるクジラグサと呼ばれるハーブについて解説。
Descurainia sophiaとは
一年草あるいは二年草の植物で、世界各地の荒れ地や沿道沿いで帰化している。
東イングランドでは粘土より砂の割合の多いけいしょう土で育ち、初夏に黄色い花を咲かせます。
Descurainia sophia
伝統的な利用法
使われる部位は地上部で治癒効果から「外科医の知恵」とも。葉と花は慢性の咳、喉の痛み、喘息、心臓疾患、発熱、赤痢、火傷の治療に対して用いられていました。
種子は強壮剤として使われ発熱、気管支炎、喘息、坐骨神経症に利用されています。
現在でも歯痛と咳のハーブ薬として利用されているのです。
Descurainia sophia
科学的評価
種子の抽出物には抗菌作用があることが示されています。