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ハーブ解説 Part316

今回解説するのはChaenomeles sinensis。いわゆるカリンと呼ばれるハーブについて紹介します。

Chaenomeles sinensisとは?

アジアが原産の落葉性灌木で、枝の先は棘状になる。栽培品種によって白やピンク色の鮮やかな花を咲かせます。

Chaenomeles sinensis
伝統的な使われ方

主に利用されるのは果実で中医学では何百年も前から炎症と痙攣の治療薬として用いられていました。さらに消化と血液循環の促進剤という側面もあるのです。

Chaenomeles sinensis
科学的な評価

カリンの果実を調整した生薬製剤について、インフルエンザに対する抗ウィルス効果、抗癌作用、記憶力を支援する可能性に関する研究が進められています。

基礎研究では果実の成分が神経の成長に作用することが示されています。

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