今回はCopernica purnifera。属名ではブラジルロウヤシと呼ばれるハーブについて解説をしていきます。
目次
Copernica purniferaとは?
樹高が非常に高くなるヤシの仲間で南アメリカが原産の植物。
葉からワックス状の物質が分泌する南アメリカが原産のヤシのため「ブラジルロウヤシ」と呼ばれるようになった。
現地では種子を焙煎してコーヒーの代用品にしたり、家畜の飼料やゼリーに加工して食用に。
後述しますが貴重な商業作物として収穫されているのです。
Copernica purnifera
伝統的な利用法
ブラジルなどの南北アメリカでは便秘などの症状を改善するために下剤として利用していました。
またリウ枚の痛みを抑える薬としても用いられていたほかこの植物を使ったお茶は血液をきれいにするために処方されたこともあったのです。
Copernica purnifera
科学的な評価
このワックスは「カルナウバロウ」という名前でも流通しており私達の日常生活でも利用されています。
食品ならば粒ガムやチョコレートのコーティング、医薬品や化粧品では錠剤を製剤するときに被覆材として利用されているのです。
ほかにもプリンターのトナーや靴磨き用のワックスなど幅広い範囲で使われています。
Copernica purnifera
まとめ
非常に背の高いヤシ科の植物でかつては下剤として利用されていましたが、現在では様々な用途で使われている万能植物である。