今回はElymus repens。いわゆるシバムギというイネ科のハーブについてご紹介。
目次
Elymus repensとは?
Elymus repensの生態
ヨーロッパとアジアが原産の多年生草本植物。
匍匐性の根茎があり殆どの土壌で生育するほど丈夫。侵略的な雑草として扱われることが多い。
しかし砂地では土壌流出を防ぐために利用することも可能です。
Elymus repens
伝統的な利用法
葉と根がヨーロッパの一部地域では発熱や喉の痛み、尿路感染、痛風そしてリウマチの治療に用いられていました。
犬や猫はシバムギを食べて余分な胃酸や毛玉を吐き出すために食べることもあります。
ハーバリストは尿路感染症と喉の痛みに対して用いる。
Elymus repens
科学的評価
根茎の粘液に生薬としての効能があり実験により抗炎症作用があることが示されています。