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ハーブ解説 Part337

Ononis spinosaとは?

ヨーロッパと北アフリカを原産とする多年草灌木。

Ononis spinosa
生態

茎に鋭いトゲがあるハーブで種小名のspinosaもこのことに由来する。

夏にピンクがかった紫色の花を咲かせる。石灰岩やチョーク、石灰質粘土のアルカリ性土壌を好みます。

Ononis spinosa
薬用

科学的な研究から張り種目に抗炎症作用があることが判明し、このことから伝統的に炎症疾患に用いられたことが説明できる

このハーブにはフラボノイド配糖体フェノール酸イソフラボノイドなどの化合物を含み、黄色ブドウ球菌などの微生物に対して働きかけます。

Ononis spinosa
伝統的な利用法

主に膀胱結石に用いられ、時間や場所がわからなくなってしまうせん妄状態の症状を緩和するのに用いられました。

ほかにも心臓関係の疾患に利尿剤として利用されたほか弱い消毒薬、痛風、腎臓、膀胱の炎症、リウマチの治療の使われていました。

Ononis spinosa
まとめ

伝統的に膀胱炎などに対して使われていたが研究が進んで黄色ブドウ球菌などの微生物に対して働きかけることが判明した。

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