今回紹介するハーブはその名も“ダイオウウラボシ”。知っている方がいるのならかなりのハーブ通で専門家レベルな品種。
いつもどおりマイナーすぎてハーブの歴史に埋もれてたものを性懲りもなく掘り出してきました。はい。
まずはそのダイオウウラボシの生態について触れます。
目次
ダイオウウラボシの
生態
ウラボシ科でシダの一種。中央及び南アメリカ、西インド諸島とアメリカ合衆国南東部に分布。
その名前の通り葉の裏側に胞子がたくさんついているのが特徴的。
鉢植えに適していますが熱帯が原産のため霜よけが必要です。
ダイオウウラボシ
伝統的な使い方
主に利用していたのは地上部分と根茎。
腎臓病、胃潰瘍、関節の痛みにこの植物の葉が用いられたほか、乾癬などの治療薬とも考えられていた。
根茎は咳などの風邪、肝臓病、便秘の治療薬に用いられていました。
ダイオウウラボシ
科学的な評価
多くは白斑や感染、皮膚炎などの皮膚疾患の治療に関わる。紫外線から皮膚を保護する可能性も示唆されているよ。
ダイオウウラボシ
まとめ
熱帯原産のシダ植物で鉢植え向き。かつては皮膚病の治療薬としてつかわれていた。今では紫外線を防ぐとして注目されている。
もし仮にこの植物から紫外線を予防するということが判明して製品化したら植物由来の日焼け止めとして注目を浴びそうです。