今回解説するのは。いわゆるマスティクスと呼ばれているウルシ科のハーブ。
目次
マスティクス
生態
ヨーロッパ地中海地方に見られる小さな木。海岸沿いの岩が多い地域に見られ、現在ではギリシアのヒオス島にのみ生息しています。
赤い小さな花をつけ、面白いことに未熟果は赤いですが熟すと黒くなるのです。
この木から採れる樹脂を「マスティック」といい、樹皮に傷をつけることで採取が可能。
マスティクス
伝統的な利用法
皮膚病の治療に軟膏として樹脂が使われたり、噛んで口腔内の感染症を防ぐのにそのまま利用されていました。
また、胃腸障害の治療に使われてきたという長い歴史があるのです。
マスティクス
科学的な評価
抗菌作用に加えて噛むことで歯石が減少するという研究結果が明らかにされました。
また抗菌作用があるということがわかり、皮膚の外用薬として伝統的に使われてきたということも納得です。
マスティクス
まとめ
・主に樹脂を使う
・伝統的に胃腸や皮膚に対して使われていた。
・研究結果によって歯石を減少させる効果が判明。
あとがき
デンタルケアで「噛むだけで歯石を減らす全く新しいガム」というキャッチコピーで商品が作られそうだと思いました。
とはいっても原材料が限られた地域でのみ自生してるので商品化は難しそうです。
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今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。