今回は香料と歴史に名を残した偉人の関係についてのお話。
タイトルにもある通りアレクサンドロス大王と香料がどのような関わりがあったのかを解説します。
目次
アレクサンドロス大王
とは?
アレクサンドロス大王は紀元前356~323年に活躍した人物。
バルカン半島中央部に位置するマケドニアの王、フィリッポス2世の長男としてこの世に生を受けました。
少年時代は家庭教師として哲学者“アリストテレス”がついていたため非常に知識が豊富だったと考えられます。
当時乳香は入手が困難でアラビアからの輸入に頼るほかありませんでした。
このときアリストテレスは再々乳香を焚いていた様子を見て
「香料を大量に産するシバの国を征服したら大量に使っても良いですがそれまでは節約するように」と諌めたエピソードが。
このときすでに乳香のために一大産地であるアラビアを征服しようとしていた野心が芽ばえていたのです。
王位を継いでから死ぬまでの
簡単な解説
前フィリッポス2世が暗殺されたことにより20代で即位しまず最初に父の遺志を継いで宿敵ペルシアに向かって征服に向かう。
ペルシャの王ダリウス3世との戦いイッソスの戦などで連戦連勝。
次に西に向かいエジプト征服に着手。ナイル川河口にアレキサンドリアを建設しました。
その後東方へ進軍しシリア、レバノン、フェニキアと次々に諸国を征服。
そしてイラン征服後にインドへ進行するつもりでしたが度重なる戦闘に兵士たちが反対したため帰還を決意。
そして前323年バビロンに戻ってアラビア征服の計画を立てていましたが、突如として高熱に襲われ33歳という若さで亡くなった。
アレキサンドロス大王と
シルクロード
かつて征服のために作られた東西の交通路は、全2世紀に中国が内陸アジアに向かって開設した交通路と繋がり、シルクロードとなりました。
これによってギリシア文化と東方の東西文化交流の契機となったのです。
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