今回紹介するのはメギ科の“ホソバヒイラギナンテン”です。
ホソバヒイラギナンテン
Mahonia fortunei
生態
中国を原産とする直立性常緑灌木で成長が遅いです。葉の色は濃緑色で裏側は薄い黄緑色をしています。
甘い香りのする黄色い花を冬に咲かせるため観葉植物として魅力的。
Mahonia fortunei
伝統的な利用法
葉が目の感染症や発熱、下痢、消化不良、痛風、リウマチ性の疾患といった諸症状の治療に用いられていました。
Mahonia fortunei
科学的な評価
葉に含まれるアルカロイドの一種ベルベリンが幅広い薬理作用を持つため、伝統的な利用法の説明がつく。
Mahonia fortunei
まとめ
中国を原産とするメギ科のハーブで、ベルベリンを含んでいるため幅広い症状に対して有効。
あとがき
今回はホソバヒイラギナンテンを紹介しました。
もう一つの品種は果実がデザートを作るときの材料になりますので次回はそちらを解説する予定です。
ナンテンは和食のあしらいでも使われることがあります。
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