今回は中国で生薬として利用されるダイオウがどのように利用されているのかを紹介します。
ダイオウ 生態
Rheum-officinale
中国原産の多年生灌木で、十分な日当たりと水浸しにならない程度の水持ちが良い土壌を好む。葉の形は三角形か心臓型で地上際に行くにつれて赤くなるのが特徴。
花は夏に咲き、白または赤みがかったピンク色。
ダイオウ 伝統利用
利用部位:根茎、葉柄
便秘を緩和する下剤及び、胃潰瘍の治療に用いられていた。伝統医学中医学では胃病に利用される。
ダイオウ 科学的評価
根には抗菌作用に加えて抗真菌作用があることがわかっている。最近の研究ではダイオウの根をB型肝炎の治療に用いることにも関心が向けられている。