カルダモンシード
概要
学名:Amomum cardamon L
英名:Cardamon seed
別名:ジョウズク
科名:ショウガ科
主な生産地
・インド
・スリランカ
・カンボジア
・グアテマラ
・インドネシア
採油部位と製法
種子を水蒸気蒸留。採油量は3.5-7%(乾燥)
性状と香調
無色から淡い黄色。強く、スパイシーで、カンファーに似た香りを有する液体。
インドやスリランカが原産で、古くから使われてきたスパイス。紀元前2世紀頃、インドからヨーロッパに運ばれてスパイスとして利用された。
防腐効果た薬効があることが知られており、カルダモンの種子と鞘には精油が含まれている。
しかし、主に使われるのは種子の方で、外皮からも採れるが香りはないので利用されない。
主成分
・1,8-シネオール
・α-テルピネオール
・酢酸リナリル
・リナロール
・α-酢酸テルピニル
・サビネン
・ミルセン
・α-ピネン
・ゲラニオール
・ネロール
機能性
・鎮痛作用
・抗炎症作用
・気管支炎充血緩和作用
・駆風作用
・抗皮膚真菌作用
・筋肉痙攣防止作用
・抗健胃作用
・去痰作用
・抗菌作用
有用性
芳香性健胃胃腸薬
駆風剤
殺菌剤
防カビ剤
風邪予防薬