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カモミールローマン
概要
学名:Anthemis nobilis L.
英名:Chamomile Roman
別名:Chamomile English
属名:カミツレ、カモマイル
科名:キク科
採油部位と製法
花を水蒸気蒸留。採油量は0.15-0.2%
主な生産地
・フランス
・アメリカ
・モロッコ
・ハンガリー
・アルゼンチン
古代エジプトの時代から広く使われ、花はりんごのような甘い香りがする。
学名の由来は強いりんごの香りがすることから、「地面のりんご」というギリシャ語のChamaimelon(カマイメロン)にちなんでいるとされる。
ジャーマン種と異なり、多年草で茎は地を這わない。茎は直立して、小葉は多くの裂片に分かれている。
性状と香調
淡い黄色から黄緑色で、強い菊の香りを有する液体。
主成分
・アンジェリカ酸イソブチル
・アンジェリカ酸イソアミル
・アンジェリカ酸メチル
・イソブチル酸イソアミル
・アンジェリカ酸
2-メチルブチルレート
機能性
・中枢神経抑制作用
(γ-アミノ酪酸)
・鎮痙作用
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・鎮痛作用
・駆虫作用
・消化促進作用
有用性
◇つわり緩和
◇寄生虫駆除
◇精神的打撃緩和
◇鎮静剤
◇消化不良、胃腸回復