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ゲットウ
概要
学名:Alpinia zerumbet
英名:getto
別名:サンシン(沖縄の地方名)
科名:ショウガ科
採油部位と製法
葉を水蒸気蒸留。採油量は1%ほど
主生産地
日本(沖縄)
インド
ラオス
タイ
九州南部から沖縄を経て、インドまで分布する多年生常緑植物。
束になって直立する茎の高さは2-3mになり、葉は髪のような質感。形は楕円状のひし形で、鋭く尖っている。
強い緑毛があり、下は長い葉鞘となっている。花は5-6月に小さな桃のようにつけることからゲットウという名前がついたとされる。
沖縄では常に採取されており、昨今アロマテラピー業界で注目を浴びている。
性状と香調
淡い黄色から褐色。シネオール調が強いがやや爽やかな香りを持つ液体。
主成分
1,8-シネオール
テルピネン-4-オール
p-サイメン
β-ピネン
α-ピネン
カリオフィレンオキサイド
カンフェン
リナロール
α-テルピネオール
機能性
・抗菌作用
・抗真菌作用
・消臭作用
・抗炎症作用
・筋弛緩作用
・鎮痙作用
・抗不安作用
・血圧降下作用
有用性
・抗菌、殺菌
・防臭剤
・筋肉延焼防止
・芳香剤
・抗菌化粧品
・紙製品