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コリアンダー
概要
学名:Coriandrum sativum L
英名:Coriander
科名:セリ科
採油部位と製法
種子を水蒸気蒸留。採油量は0.3-1.1%
主な生産地
・インド
・ロシア
・エジプト
・フランス
・ハンガリー
・ポーランド
学名Coriandrum sativum Lは虫を意味し、ギリシャ語の「Koris」に由来する。
南ヨーロッパ及び地中海地方が原産地だが、3500年前からエジプトで栽培されていた。その種子は世界で最も古くから知られたスパイスの一つ。
未熟な果実の香りは独特だが、完熟すると完全に香りは消えてしまう。
そのため、早朝から夕方遅くに収穫し、畑に積み上げて数日間熟成させてから使う。
因みに葉と種子の香りは全く異なる。
性状と香調
無色から淡い黄色。やや甘くスパイシーで甘い香り。
主成分
・d-リナロール
・カンファー
・α-ピネン
・γ-テルピネン
・酢酸ゲラニル
・ミルセン
・ゲラニオール
・α-テルピネオール
機能性
◇抗菌作用
◇抗真菌作用
◇抗ウィルス作用
◇覚醒作用
◇鎮痛作用
有用性
○抗菌、殺菌
○疲労回復
○ボディマッサージ筋肉弛緩剤