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サイプレス
概要
学名:Cupressus sempervirens L
英名:Cypress
別名:イトスギ
科名:ヒノキ科
主な生産地
フランス
ブラジル
スペイン
モロッコ
採油部位と製法
果実、枝葉を水蒸気蒸留。採油量は0.5-1.2%
様々な種類が存在するが、採油にはイタリアンタイプが最適とされる。
地中海が原産と言われ、樹齢は50-60年に達し、葉が密集して茂る細長いシルエットが美しい木。
ギリシャやローマでは寺院、墓地、公園などに植えられているほか、南フランスではどこでも見ることができる。
果実は大きく、黒く褐色がかった色をしており、採油の際には一緒に使用される。
性状と香調
淡い黄色から褐色。ヒノキに似た香りを持つ。
主成分
・α-ピネン
・δ-3-カレン
・リモネン
・サビネン
・テルピノーレン
・γ-テルピネン
・ミルセン
・セドロール
・α-酢酸テルピニル
・酢酸ボルニル
・β-カリオフィレン
機能性
◇防腐作用
◇抗気管支炎作用
◇リンパうっ滞除去作用
◇静脈瘤うっ滞除去作用
◇弱ホルモン用作用
有用性
○リンパ、静脈うっ滞回復
○下肢のむくみ解除
○咳止め
○森林浴効果