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シトロネラ
概要
学名:Cymbopong narbus Rendle
英名:Citronella
科名:イネ科
採油部位と製法
全草を水蒸気蒸留。採油量は0.4%
主な生産地
スリランカ
世界で最も多く栽培されている香料植物。語源は柑橘類の香りがすることと、細長く船のような形をしていることに因んでいる。
原種はC.confertifrousで、原産地はスリランカ。
しかし、現在栽培されているのはセイロンタイプとジャワタイプの2種。どちらも温暖湿潤な標高500m程度なら育つ。
古くから中国や台湾では「芳香草」として知られ、資料によると栽培環境によって収穫量が異なり、収穫量はジャワタイプが勝る。
性状と香調
無色から茶色がかった黄色で、レモンと山椒を合わせたような香り。
主成分
・ゲラニオール
・カンフェン
・リモネン
・シトロネラール
・酢酸ゲラニル
・α-ピネン
・α-テルピネオール
・cis-β-オシメン
・β-カリオフィレン
・ゲルマクレンD
・t-βオシメン
・ネロール
・ミルセン
・リナロール
機能性
○抗炎症作用
○抗菌作用
○抗真菌作用
○免疫力向上作用
○防虫作用
○局所鎮痛作用
○抗ウィルス作用
有用性
・免疫力回復
・防虫剤
・防腐、殺菌
・リウマチ
・関節炎治療