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シナモンカッシア
概要
学名:Cinnamomum cassia
Nees ex Blume
英名:Cinnamon cassia
科名:クスノキ科
中国南部やインドシナ半島に多く見られる常緑小高木で、近縁種が非常に多い。
初めて使われたのは紀元前3000年頃のインダス文明で、文明の移動とともに東アジアに広がり、ビャクダンとともにエジプトに伝わったことが記録されている。
紀元前15世紀にはインド唐津動くにわたり、我が国でも正倉院の薬物中に、5品種の桂皮が収められている。
採油部位と製法
葉と小枝を水蒸気蒸留。採油量は約0.3%
主な生産地
中国
性状と香調
黄色から褐色で、強い桂皮の香りを持つ液体。
主成分
シンナムアルデヒド
t-2メトキシシンナムアルデヒド
クマリン
2メトキシ酸シンナミル
機能性
駆虫作用
抗菌作用
抗ウィルス作用
寄生虫駆除作用
血管運動神経刺激作用
強壮作用
無力症活性作用
角質溶解作用
血小板活性抑制作用