今回は、いろいろな食材に使うことのできるショウガ。もといジンジャーのエッセンシャルな一面を解説します。
目次
ジンジャー
概要
学名:Zingiber officinale Roscoe
英名:Ginger
別名:ショウガ
科名:ショウガ科
採油部位と製法
根茎を水蒸気蒸留。採油量は0.5-1%
主な生産地
○中国
○インド
○ベトナム
○マダガスカル
概要
古くから人類の食生活や薬に深く関わる大切なスパイス。肉厚な地下茎。
高さ50-90cmまで成長する。日本では花は余り見ることはできないが、温暖な地域であれば稀に咲く。
成分は産地によって大きく違うことが報告されている。
性状と香調
淡い黄色から黄色の粘性のある液体で、ショウガ特有のスッキリとして香り。
主成分
・α-クルクメン
・6-ジンゲロール
・β-セスキドランフェン
・α-ジンジベレン
・β-ビサボレン
・ファネッセン
・10-ジンゲロール
・ゲラニオール
・ボルネオール
・酢酸ボルニル
・リナロール
・α-コパエン
・β-エレメン
・β-オウデスモール
機能性
○抗菌作用
○抗真菌作用
○抗炎症作用
○抗アレルギー作用
○駆風作用
○抗酸化作用
○消化促進作用
○食欲増進作用
○肝機能改善作用
○解毒作用
○風邪予防
など