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スパイクナード
基本情報
学名:Nardostachy jatamansi de Candolle
英名:Spikenard
科名:オミナエシ科
採油部位と製法
根を水蒸気蒸留。採油量は1.5-1.9%程度。
主な生産地
○ネパール
○チベット
○インド
スパイクナード
概要
高度3000-5000mの乾燥した針葉樹林の中、矮性シャクナゲやジュニパーの茂みに自生する。ほかにも石だらけの山の斜面、あるいは氷河源の泥炭地帯にある窪地など、極限下の環境に自生している。
若い苗は10-60cm程度で多少毛があるが、下部には毛がないことが多い。有用部分の根はゴツゴツとしていて、木質化した葉柄に覆われている。
紀元前800年頃から数多くの病に対して使用されており、ネパールでは抗てんかん薬、ヒンドゥー医学では神経の強壮、利尿、去痰剤、工夫剤などの使用が記載されている。
ほかにもインドやネパール治療学でも多くの使用方法が報告されている。
性状と香調
黄色から暗褐色で、土臭さの中に爽やかな草の香りがする。
主成分
αパチュレン
βグルジョネン
1-ハイドロキシアリストロレネロン
パチュリアルコール
セシルレネン
βイオノン
βパチュレン
アリストロレノン
αグルジョネン
1,8シネオール
αピネン
など