今回はフローラルな香りの代表格であるゼラニウムについて簡単にまとめます。
目次
ゼラニウム
基本情報
学名:Pelarugonium graveolens L
英名:Geranium oil Egypto
科:フクロソウ科
主な生産地
エジプト
採油部位と製法
全草を水蒸気蒸留
性状と香調
微黄色から深みがかった黄色で、バラに似た香りが特徴。
主成分
シトロネロール
ゲラニオール
リナロール
ギ酸シトロネリル
イソメントン
ギ酸ゲラニル
epi-10-γ-オウデスモール
酪酸ゲラニル
メントン
βーカリオフィレン
cis-ローズオキサイド
α-テルピネオール
酪酸シトロネリル
酢酸ゲラニル
概要
ゼラニウムのエッセンシャルオイルの歴史は、1600年代初めに喜望峰を航海した船員がヨーロッパに持ち込んだのが始めとされる。
1800年頃の南フランスのグラース地方で香料を得るために栽培され、18407年にアルジェリアに苗木が移された。肥沃な土地だったため順調に発展したのもそのため。
現在では世界各国で栽培が行われ、アメリカ、中国、モロッコなど。
当然産地によっても成分が異なるため、使用に関しては注意が必要。