今回紹介するのは世界を変えたハーブ第6弾。パレーラというハーブです。
パレーラ
矢毒と筋肉弛緩剤
熱帯雨林が原産の大型ツル植物。この植物の茎から抽出したものが矢毒の原料となるクラーレの主な有毒成分。
南米のあちこちで原住民たちは毒を塗った投げ矢を用いて狩りをしていました。その理由はこの方法だと毒が回らないためです。
1942年に初めて全身麻酔の補助剤として使われ、現在ではどんな外科手術にも欠かせない薬品の一つとなりました。
しかし合成出来ないため原料は野生のものを使うほかないため絶滅が危惧されます。