今回解説するのはEphedra distachya。フタマタマオウ、シーグレイプとも呼ばれるマオウ科のハーブ
Ephedra distachyaとは
フタマタマオウの
生態
青みがかった緑色の常緑灌木。南ヨーロッパからシベリア半島にかけて育つ植物。
品種の中にはグラウンドカバーとして栽培されているものも存在する。
フタマタマオウ
伝統的な利用法
主に利用するのは茎で伝統医学の中医学では腎臓機能が低下した際の漢方薬として用いられる。
Ephedra属は風邪、発熱、さらに喘息や発疹、花粉症、そしてリウマチの症状を緩和する作用があるのです。
フタマタマオウ
科学的な評価
マオウ科のハーブにはエフェンドリンとブソイエフェドリンというアルカロイドが含まれているため鼻詰まりを緩和する治療薬が開発されました。
しかしながら副作用が出るためその利用は規制されてしまいました。
フタマタマオウまとめ
伝統的に使われているハーブでもあり現在でも使われることのある利用価値の高いハーブである。