目次
クマリンとは?
環状のC6C3骨格を有する、ヒドロキシ桂皮酸類の化合物で、抗菌、抗真菌作用があります。
代表的なクマリン類
アンジェリカン
アンジェリカの根に含まれる成分で、鎮痙作用がある。
ベルガプテン
ミカン科の植物に含まれており、光毒性があります。この作用は、健康な皮膚だと悪影響を及ぼしますが、白斑や乾癬の治療に使われています。
シミシフギン
ブラックコーホッシュに含まれ、血圧降下作用があります。
ケリン
セリ科の植物アンミに含まれる有効成分で、強い鎮痙作用及び抗喘息作用があります。
毒性のあるクマリン
アフラトキシン
カビの一種アスペルギルス属の菌が出す毒素で、発癌物質です。
あとがき
今回はクマリンについて簡単にですが解説をしました。
名前が可愛らしいですが物によっては死に至る成分なので扱いにだけは本当に気をつけましょう。