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さて今回解説するハーブはその名もボルドー Peumus boldus。
いかにもフランスと関わりがありそうな名前ですが全く関係ないです。
まずは生態についてお話します。
目次
Peumus boldusの
生態及び伝統的利用法
南アメリカ原産でチリに生育しており、花と葉には良い香りがします。
主に利用するのは葉で南アメリカでは淋病の治療に用いられていました。
葉には強壮作用と刺激作用があるとされ、肝臓病や尿路感染症に利用されていたのです。
さらに腸内寄生虫の駆除にも使われていました。
実はお茶として販売されている。
Peumus boldus
科学的な評価
基礎研究から肝臓保護作用と抗炎症作用があることが判明したので、伝統的利用法の裏が取れています。さらに消化器系疾患への関心が良せられていますよ。
Peumus boldus
毒性
エッセンシャルオイルは刺激が強くて有毒。
胆管障害及び重篤な肝障害を抱えている人は使用禁止。
胆石がある場合は有資格者の監督のもと使用しましょう。
Peumus boldus
まとめ
南米原産の植物で肝臓病に対して効果が期待できるハーブ。基礎研究が進んで効能が科学的に証明された。
ハーブの伝統的な使い方を見るたび思うのが、大体科学的に調べると裏が取れることが多い。
それを経験則でわかっていた過去の知識には敬服せざるを得ませんね。
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