Part416~Part427

ハーブ解説 Part418 クリスマスローズ

今回はクリスマスローズHellebour nigerを伝統的な利用法の視点から紹介します。

クリスマスローズ 概要
Helleborus niger

ドイツからイタリアにかけた地域が原産の常緑性多年生植物。真冬に白色あるいはピンク色の花を咲かせる。ローズと名前が入っていますがバラ科ではなくキンポウゲ科なんです。

クリスマスローズ 伝統的利用
Helleborus niger

利用部位:根茎

根茎は流産を誘発することや免疫システムを刺激するといわれ、危険なことが知られてた。しかし、心臓疾患にはクリスマスローズを調整した生薬製剤が使われていたこともある。

ホメオパシーの治療薬の中にはこのクリスマスローズを使うものもある。

クリスマスローズ 科学的評価
Helleborus niger

この植物の根を調整した生薬製剤が免疫機能に作用する可能性が研究されているが、その作用を確定するには未だ研究が足りていない状況。

摂取は危険で、触れると皮膚刺激を引き起こすことがある。

クリスマスローズ まとめ

ヨーロッパを原産とするキンポウゲ科の植物で、かつては心臓の薬として用いられていた。

現在では免疫機能に作用するかもしれないということで研究が進んでいる。

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@けむさん
今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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Kemu
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