西洋料理で香り付けから見栄えの向上などなど多岐にわたる用途があるパセリ。今回はこのハーブを科学的評価及び伝統的な視点で解説していきます。
ですがその前に簡単ですがパセリの生態をご紹介。
パセリの生態
Petroselinum crispum
明るい緑色をした二年生の植物で中央ヨーロッパと南ヨーロッパが原産。
水はけと水持ちの良い土壌と日当たりの良い場所を好み、環境がよければグングン育つ。
花は黄色がかった緑色の小さな花で、鉢植えでも菜園の地植えでも栽培が可能。
パセリ 伝統的利用法
痛風や黄疸、リウマチの治療に用いられていた。
また腎臓から「結石」を取り除くために利尿剤としても利用されていたほか第一次世界大戦時、赤痢に掛かった兵士にパセリのハーブティーが与えられた。
パセリ 科学的評価
科学的実験から、根の抽出物から尿酸値が下がることが示されている。これによってパセリが伝統的に痛風治療に用いられていたことがよく分かる。
パセリ まとめ
伝統的に痛風に用いられていた。その証拠に現代科学のちからで根に尿酸値を下げる成分が含まれていることがわかった。