今回はセリの仲間でありヨーロッパウマミツバというハーブの伝統利用及び科学的評価についてご紹介。
まずは生態から。
ヨーロッパウマミツバ
Sanicula eulopea
ヨーロッパ原産の多年草。葉の色は濃緑色で薄い桃色の花をつける。あまり日の当たらない日陰がちの場所を好みます。
それでは本題の伝統利用について触れます。
ヨーロッパウマミツバ
伝統利用
胃腸や気道の病気の治療、また軽い肺炎とうっ血、咳、気管支炎に内服したほか、鼻血の止血に利用された。
ヨーロッパウマミツバのハーブティーは駆風薬や去痰薬として飲まれ、のどが痛い時のうがい薬にした。
ヨーロッパウマミツバ
科学的評価
サポニン類とポリフェノール化合物を含むためこの植物の薬効については説明が行く。
ヨーロッパウマミツバ まとめ
消化器官などの不調を治すのに伝統的に利用されていた。サポニンとポリフェノールを含んでいるので様々な症状に対応できる。