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ガーリック
概要
学 名:Allium sativum L.
英 名:Garlic
別 名:ニンニク
科 名:ユリ科
採油部位と製法
鱗茎を水蒸気蒸留。採油量は0.25-0.29%
主な生産地
・メキシコ
・スペイン
・エジプト
・中国
・イタリア
ユリ科ネギ属の多年草で、原産地は中央アジアのキルギスとされる。
紀元前3000年から2780年のエジプト王朝時代にオニオンと共に食用とされていたことが、当時の墳墓の壁画に記録されている。
古代からガーリックには並外れた治癒力があるとされ、もしガーリックの防腐性がなければギリシャ、ローマ時代の文明は朽ち果てていたと極言されている。
ガーリックは俗称であり、アングロサクソン後のGarleakに由来し、Garは槍、Leacは植物を意味している。
これは葉がやりのように尖っていたためと言われている。
性状と香調
淡い黄色から赤褐色で、強いガーリック臭を有する。
主成分
・ディアリルディサルファイド
・ディアリルトリサルファイド
・ディアリルサルファイド
・アリルディメチルサルファイド
機能性&有用性
・抗真菌作用
・抗菌作用
・寄生虫駆除作用
・抗酸化作用
・血小板活性抑制作用
・コレステロール低下作用
・血圧低下作用
・抗腫瘍作用
・解毒調整作用
・抗アテローム硬化作用
◇抗菌、消毒剤
◇コレステロール調整剤
◇解毒剤
◇駆虫剤
◇血栓予防