エッセンシャルオイル解説

Part43 サンダルウッド

サンダルウッド
概要

学名:Santalum album L
英名:Sandalwood
別名:ビャクダン
科名:ビャクダン科

採油部位と製法

根と芯材を水蒸気蒸留。採油量は4.5-6%ほど。

主な生産地

中国
インド
インドネシア

サンダルウッド一般的にインドのマイソール産のものを指す。東インドさんの歴史は古く、スリランカでも1000年以上前から知られていたが、原産地はインドネシアとされる。

半寄生常緑の香木で、高さは3-4m、樹の表面は灰色でなめらか。花は鐘形で3-4mm程度で短い柄がある。

芯材から多くの精油が取れ、チップ状に加工されてから水蒸気蒸留される。

現在では絶滅危惧種に指定されているため、インド政府のもと管理されているとか。

性状と香調

淡い黄色から黄色。甘く安らぎを与えてくれるような香り。

主成分

αサンタロール
(Z)βサンタロール
αベルグモートル
(Z)epiβサンタロール
(E)βサンタロール
cisランセロール
cisヌシステロール

有用性

静脈のうっ滞除去
リンパうっ滞除去
鎮静
抗真菌(カンジタアルビカンス)
抗ウィルス
尿路不完全回復

品質

サンタロールが90%以上含んでいること

ABOUT ME
Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です