今回は野菜として食べられるセロリの種子から採れるエッセンシャルをご紹介。
目次
セロリシードオイル
基本情報
学 名:Apium glaveolens L
英 名:Celely seed oil
科 目:せり科
採油部位:種子
製 法:水蒸気蒸留
性状と香調:黄色から緑がかった褐色で、セロリ特有の香りがする。
主生産地
・パキスタン
・ハンガリー
・フランス
・オランダ
・ドイツ
・インド
主成分
・リモネン
・セダノライト
・α-セリネン
・n-ブチルフタライド
・p-サイメン
・β-エレメン
・ミルセン
・β-オウデスモール
・β-カリオフィレン
など
機能性
・抗炎症作用
・抗菌作用
・抗酸化作用
・中枢神経抑制作用
・抗真菌作用
・肝臓保護作用
・抗がん作用
他
機能性
解毒肝機能回復作用
不眠
神経障害
抗菌
防腐剤
他
概要
主な原産地はヨーロッパで、二年草の草木。草丈は60-90cmで、直立分岐した茎の見た目。
葉や茎は緑色で縦に線が走り、晩夏に緑がかった白い小さな花を咲かせる。種子は卵型で1.3以下と小さく、品質を保つため、潰したらすぐに蒸留する。
セロリの起源は古く、エジプト第20王朝頃の墓の中に花冠に編んだ野生のセロリが見つかっている。
ローマやギリシャ時代では食用ではなく、医薬用に栽培されていた。
セロリの場合は種子だけでなく、ほかの地上部にも精油が含まれている。